外部評価事業の目的
サービス評価の目的は、評価作業の一連の過程を事業者が主体的に取り組み、評価結果から具体的な改善や情報公開等に活かして、良質なサービスの水準を確保し、さらなる向上を図って行くことです。
一定の尺度や基準を設けて、「有・無」や「できているか・否か」を確認して画一化を図ったり、ランク付けをするものではありません。
外部評価の円滑な実施と、より高い効果を引き出していくためには、事業者、評価機関・評価調査員、行政等関係者それぞれが、制度の趣旨や目的を十分に理解することが重要です。
サービス評価の目的
- 利用者や家族の安心と満足の確保をはかること。
- サービスの質の水準を一定以上に維持すること。
- 改善点を明確にし、改善に向けた関係者の自発的努力と体制づくりを促すこと。
- 継続的に評価を行うことをとおして、関係者による自主的な研修等によるケアの向上を促す教育的効果を狙うこと。
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に対する社会的信頼を高めること。
自己評価とは
事業者自らが行います。
- 個々の事業者自らが、基準にそって事業所の「今」の現状を確認し、今後の質の確保や向上を具体的に図っていくために行います。
- 自己評価は、外部評価結果と併せて確認することで、事業所独自の取り組みや今後の修正か所等の把握に繋がります。
外部評価とは
調査員(2名)が事業所を訪問して行います。
- 事業者が行うサービスの質の評価の客観性を高め、サービスの質の改善を図るために行います。
- 外部評価は、事業所の欠点を指摘したり指導を行うのではなく、事業所をより良くしていこうという視点に立って行われるものです。