スピーチロックとは、言葉による行動の制圧です。福祉現場では何気なく使っている言葉や声かけが、身体拘束をしているつもりがなくても、スピーチロックとして問題となることがあります。本研修では行動を制限するスピーチロックから、相手に伝わることばへ。専門職としてふさわしい言葉遣いについて学ぶことを目的として開催します。

＜講師情報＞

　SBS静岡放送(株)退社後、1991年はあもにい創業、1997年法人化。2000年愛知県岡崎市コミュニティFM局、(株)エフエム岡崎の立上げ、株主・取締役を17年兼任。大学院でMOT(技術経営)を習得。パフォーマンス心理士として表現技術を専門に「人財共育」に取り組む。2017年には、「採用育成サポート協同組合」を設立、理事長に就任。官公庁・行政団体、企業のコンサルティングとして「ヒューマンエラー」「クレーム」「メンタルヘルス」のほか、製造業・建設業では、「技能伝承」「作業効率」「5S改善」に取り組む。
　また、大学の教壇にも立つかたわら、警察の雑踏警備「DJポリス」のマニュアル作成と職員研修をしたことがきっかけで、全国から「虐待防止研修」の依頼をいただく。研修・講演会など年間500回以上の実績。

日々変化する利用者の状態や生活状況を職員間で情報共有し、統一したケアを行うためには記録を適切に行うことが必要です。本研修では、記録の目的や意義を理解すると共に、これまでの記録を振り返ります。また、具体的な記述方法と実践力の向上を学びます。

利用者の QOL の向上を支えるために、福祉専門職は、利用者に対して直接サービスの提供を基本として、 常にそ の専門性や人間性を成長させていくことが欠かせません。本研修では、 職場内で人材育成の環境を整備するための考え方や具体的な手法について学びます。

＜講師情報＞

元梅花女子大学　准教授
植田　寿之(うえだ　としゆき)　氏