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木谷宜弘資料館

先生の言葉

木谷語録

「共生に力あり」
「人は人を幸せにする力を持っている」
「違いを知った時、人は大きく変わる」
「ボランティアはなんだか楽しい。自由であるから楽しい。自由であるから続けることができる」
「そこの人よ、私と一緒にボランティアの旅をしよう!」
「共生から共働、そして共創の社会づくりへ」
「ボランティアとは、相互実現の世界を旅する人である。四国のお遍路さんへのお接待のこころと似ている」
(木谷語録として日頃、講演会や青少年たちに辻説法のように伝授していた言葉)

ボランティアの世界を行脚する

昭和22年、郷里の徳島市は空襲による廃墟の中にあった。そこに輝く宝物を発見した。
それは子どもたちの瞳で、うつ状態にあった私を甦生させてくれた。そして、子どもたちとの絆をつくってくれたボランティアに感謝した。
ボランティアは子どもたちに楽しさと夢を与えただけでなく、私をして歩むべき人生道の標識となってくれた。
まさにボランティアは『相互実現の世界』であり、私もその世界の旅人のひとりとなった喜びに浸った。やがてボランティアの世界を行脚する私の日々が始まった。
(出典:随想福祉と、そのとなり)

自育力

本来、子どもたちは十代となると、自らの力で翼を背負い、自力で空に飛び立てるようになっているはずだ。親の飛ぶ姿を見て、巣立つ勇気を持っているはず。
私はそれを『自育力』(自らを育てる力)と呼んでいるが、この『自育力』は子どもたちが自由にできる『子どもの生活圏』のなかで育つ。
ところがこの生活圏を誰かに奪われたため、自育機能が育つことなく、大空を飛ぶ力を失ってしまったのである。
『子どもの生活圏』とは、子どもたちが自由にできる『時間』『空間』『仲間』のことであり、それは子どもたちの自由な『群れ遊び』によって成立する。(中略)TIC運動は地域の大人たちがサポーターとなって、子どもたちの生活圏を取り戻し、子どもたちを主役とした社会活動を展開する試みである。
全国でこの地域活動が蜂起されることを切に願って止まない。
(出典:随想福祉と、そのとなり)